人生を変えるきっかけ  建築家とつくるスタイルのある暮らし
(株)横山設計事務所は、山形・東京を拠点に住宅・店舗・集合住宅などの設計・監理を手掛ける建築設計事務所です。


天童市M邸の 完成写真と工事日記

■左下に 「工事日記INDEX」 があります。



 
2006年 12月 20日 天童市 M邸 地鎮祭

今日、天童市のM邸の地鎮祭が行われました。
 
朝9時に現地に、現場監督さん棟梁それに営業の 人たちが集合して、地鎮祭の準備と建物の位置を 決める縄張りをし、やがて神主さんが来られました。
 
このお宅は二世代住宅なので、建て主さんご夫妻と 子供さん2人、それにご主人のご両親、あわせて 6人が生活される家の工事のスタートです。
 
神主さんのありがたい祝詞が続くのですが、 とにかく寒い・・・・・。
 
プランスケッチ  ふるえながら、
 早く終わってほ
 しいと、工事の
 安全と ともに願
 うのですが、あ
 りがたいこと
 に、神主さんは
 ていねいにこと
 を進めるもので
 すから・・・・・。
 
 
 
 
 
無事終了して、建物の位置も決めて、いよいよ 工事が始まります。
完成は来年の6月頃でしょうか。
 
責任の重さを感じるとともに、完成が楽しみです。
 
# by cosyoken | 2006-12-20 18:56 | 天童市 M邸
 
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2007年 01月 22日 天童市 M邸 コンクリート打設

19日にM邸の基礎コンクリートの打設がありました。
ベタ基礎といって床下一面に厚さ15cmでコンクリートの 版をつくります。従来の布基礎とちがって床下全面で 建物をささえるので、建物の一部が傾くということがありません。
 
プランスケッチ  ミキサー車がき
 てコンクリートポ
 ンプ車に流し込
 み、長いホース
 から勢いよくコ
 ンクリートがで
 てきます。それ
 を職人さんがバ
 イブレーターな
 どで隙間なく鉄
 筋の間に充填し
 ていきます。
 
 
 
このコンクリートの版は蓄熱の役割も果たします。
床暖房の方法はいくつかあり、この版のなかに電気ヒーターを 埋め込んだり、温水を循環させたりしますが、一番 安価なのは温風を送り込んで暖める方法です。
床下全体が暖まります。HPにある「1000万円の家づくり」 でも紹介していますので、ご興味のある方はご覧ください。
 
# by cosyoken | 2007-01-22 10:57 | 天童市 M邸
 
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2007年 03月 07日 天童市 M邸 棟上

昨日6日にM邸の棟上(むねあげ)がありました。
下の写真の基礎の段階から、たった一日で その下の写真のように骨組みが完了しました。
 
プランスケッチ
 
プランスケッチ
 
朝からクレーン車と大工さん7人で一気に組み立てます。
ここまでが大変でした。現在の木造はたいていプレカット といってコンピュータ操作で柱や梁の加工をしています。
 
ところがM邸では平面を23°ずらし、かつ屋根勾配を 連続しているので、すべてを工場加工できず、むずかしい ところは棟梁が手作業で加工したのです。
 
上の写真の吹き抜け天井のところです。ここにキッチン その先に階段そして2階へと続きます。
 
先にいくほど狭くなっていますので、完成すると遠近法の トリックで実際よりも距離感を感じるはずです。
完成は6月予定。ワクワクという感じかな。
 
# by cosyoken | 2007-03-07 15:11 | 天童市 M邸
 
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2007年 03月 20日 天童市 M邸 最初の現場打ち合わせ

17日の午後に、M邸の最初の打ち合わせがありました。
たまたま午前は、T邸の最後の打ち合わせでした。
 
M邸もこれから週一回の打ち合わせが完成まで続きます。
この日は電気や設備の配管の打ち合わせでした。
床や壁の下地材を貼る前に、工事をしなければなりません。
 
プランスケッチ  写真は施主
 の方々に現場
 監督さんが説明
 しているところ
 です。この吹き
 抜け部分はか
 なりの迫力があ
 り、ライトに照ら
 された様子はさ
 ながら演劇の舞
 台のようです。
 
 
 
 
棟上からこの段階までは、構造体のむきだしの力強さを感じて、 私の好きな光景です。やがて仕上げ材が貼られ、塗装などで 仕上げられると、この構造の力が消えて、空間としての力を 感じさせてくれます。Mさんご夫妻と共に楽しみたいと思います。
 
# by cosyoken | 2007-03-20 11:03 | 天童市 M邸
 
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2007年 03月 26日 天童市 M邸 現場打ち合わせ

24日の午前はM邸の現場打ち合わせがありました。
 
この日は照明器具、コンセントなどの位置、高さなどを 検討し決めていただきました。 設計図では器具の品番を書き、施主の方にカタログなどで 了解いただいて工事にはいります。
 
現場では電気担当者がメーカーから取り寄せた、承認図 という詳細な図面をもとに床からの高さを決めていきます。
カタログにのっている概略の寸法では現場は進みません。
 
プランスケッチ  光が射し込んで
 いる様子です。
 ここのリビング
 は南・西・北に
 窓があり、たえ
 ず光が室内に
 入ります。刻々
 と動いていく光
 が、時の流れを
 教えてくれま
 す。
 
 
 
 
その光も色を変えます。夕暮れの紅の光が室内を染める はずです。なにげない日常にリズムや彩りを与えてくれる 光のデザインも、設計の大切な要素です。
 
# by cosyoken | 2007-03-26 15:25 | 天童市 M邸
 
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2007年 04月 04日 天童市 M邸 現場打ち合わせ

先月31日はT邸の引渡し終了後、M邸の打ち合わせがありました。
 
床や天井の仕上げ材、照明器具の高さなどを決めていただきました。
床の一部を変更することに、和室の天井を松合板に変更しました。
 
現場での打ち合わせは次のように進みます。
 
出席者は施主、設計者、施工管理者つまり現場監督さん、電気 担当者、設備担当者です。監督さんが用意した「定例会議次第」 を配布し、前回協議事項の確認、現状報告及び工程説明、協議 事項の確認を読み上げ、問題がなければ協議にはいります。
 
ビルなどの工事では当たり前のことですが、木造住宅でも同じ 形式でやってもらいます。こうしたことをしなくければ、私や施主の 思うような家ができないからです。
 
大工さんにおまかせ、あるいは工務店におまかせして、後でこんな はずではなかった、という話をたまに聞きます。
 
私はほとんどのことを施主と検討して、当初の意図からはずれたり、 バランスが悪くならないかぎり、施主の選択を尊重しています。
 
また現場は図面通りに進むとはかぎりません。どんな建物でも 現場対応というのが必ずあるものです。そのために現場の状況を 確認しながら、打ち合わせを重ねる必要があるのです。
 
現場打ち合わせの意図を少し書いてみました。
Mさん、大変ですががんばりましょう。
 
# by cosyoken | 2007-04-04 15:55 | 天童市 M邸
 
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2007年 04月 10日 天童市 M邸 現場打ち合わせ

今朝、公園の桜並木の下を通ってきたのですが、つぼみが ピンクに染まりだしています。花が咲く前の準備段階です。
序曲があって、しだいに盛り上がり、クライマックスの満開、 そして一気に散っていく、自然界の交響曲ですね。
 
先週7日はM邸の打ち合わせがありました。現場では内装の ボードや外壁材を大工さんが貼っている状況です。
 
プランスケッチ  打ち合わせはレ
 ンジフードの取
 り付け位置の確
 認や床財の検
 討。そして色彩
 計画の段階に
 入ってきました
 ので、カラーカ
 ードを見てもら
 いました。いく
 つかの色を選び
 色見本をつくり
 ます。
 
 
色で検討するのは、何色にするか枠をどうするかです。例えば ドアを木地にする場合、ドア枠も木地にするか壁と同色にするか です。枠を木地にすると柔らかな印象になり、壁同色にすると ドアがひきたち、すっきりとした印象になります。木地もクリアー からこげ茶までいろいろ選べますので、そこでまた検討します。
既製品を使わないメリットは、こんなとこにもあるのです。
 
# by cosyoken | 2007-04-10 10:30 | 天童市 M邸
 
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2007年 04月 27日 天童市 M邸 現場打ち合わせ

あわただしく日々が過ぎていきます。ことに花見のころは 気ぜわしい。この一週間で桜が咲き、満開になり、散って いきました。
花見らしい花見は先週、設計仲間としただけ。 公園にはよく行きましたが。
 
プランスケッチ  この写真は24
 日に撮ったもの
 で、霞城公園の
 桜が満開の時
 のものです。今
 日などは散った
 花びらが水面に
 浮かびピンクに
 染まっていまし
 た。あー桜吹雪
 の下で酒が飲
 みたかったな
 あ。
 
 
21日にM邸の現場打ち合わせがありました。階段の 形状を見本を見ていただき、実際に立ってもらい確認 していただきました。この見本は棟梁が同サイズで3段 ほど造ったものです。すっきりした形になると思います。
 
プランスケッチ  これは吹き抜け
 の天井部分で
 す。左が南、正
 面が西です。窓
 がいくつもあり、
 光が射し込みま
 す。中間に足場
 がありますが、
 この上にのって
 作業するなんて
 私にはとてもで
 きません。
 
 
 
ボードが貼り終わると塗装屋さんが仕事を始めます。
ビニールクロスが一番簡単で安価なのですが、私は 好きではないし、将来はがれたことを考えると使う気に なりません。やっぱり塗りがいいのです。
 
# by cosyoken | 2007-04-27 12:05 | 天童市 M邸
 
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2007年 05月 12日 天童市 M邸 現場打ち合わせ

今日の午前中はM邸の打ち合わせがありました。
現場は塗装の段階に入り、下地処理が進んでいます。
 
打ち合わせは電気の照明やコンセントの最終確認、 それに建具のデザインや取手の金物です。
 
プランスケッチ  これは大工さん
 が階段を造って
 いるところで
 す。力骨に踏み
 板がのる形にな
 ります。階段の
 デザインは構造
 的な剛性と、軽
 く見せたいとい
 うデザイン性と
 のせめぎあいで
 決まります。
 
 
 
今日の打ち合わせのなかで、電気の受電日の話が ありました。6月20日が予定日です。そこから試運転 や検査があって6月末に完成引渡しになります。
いよいよラストスパートの気分です。
 
# by cosyoken | 2007-05-12 14:35 | 天童市 M邸
 
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2007年 05月 21日 天童市 M邸 現場打ち合わせ

今朝はなんてすがすがしい青空なんでしょう。この季節は 暑くも寒くもなく、過ごしやすくまた気持ちがいいものです。
 
プランスケッチ  毎朝自転車で
 事務所にくるの
 ですが、その通
 り道にある公園
 のスナップで
 す。若葉だった
 のがあっという
 まに青葉にな
 り、自然の移り
 変わりの速さに
 驚くばかりで
 す。
 
 
 
先週の後半は父の介護のために東京に行ってきました。
お酒を飲んだりと元気なのですが、なにせ99歳ですからね。
 
東京では「藤森建築と路上観察」という展示会と「吉村順三 記念ギャラリー」に行ってきました。感想はHPのコラムに 近いうちに書きます。
 
昨日20日はM邸の打ち合わせがありました。
建具の金物や ふすま紙を選んでいただきました。
 
プランスケッチ  現場は仕上げ
 の塗装と大工さ
 んの階段の組
 み立てです。こ
 のショットは玄
 関ホールから食
 堂台所を見たと
 ころです。階段
 の先にこれから
 キッチンが入り
 ます。
 
 
 
 
吹き抜けがかなり大きく感じます。生活が始まると、この吹き 抜けがコミュニケーションの空間として生きてくると思います。
 
# by cosyoken | 2007-05-21 11:01 | 天童市 M邸
 
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2007年 05月 26日 天童市 M邸 現場打ち合わせ

今日の午前にM邸の打ち合わせがありました。
あと一ヶ月で完成なので、打ち合わせの事項も 残り僅かで、建具の色関係だけでした。
 
プランスケッチ  これはリビング
 から見たところ
 で、右が和室、
 左が階段のあ
 るホールです。
 白く点々とある
 のは塗装の下
 地処理です。ボ
 ードのつなぎめ
 をパテで埋め、
 ペーパーで平滑
 にします。
 
 
 
コラムを更新するたびに「コラム更新のお知らせ」を 設計させていただいた施主の方や、問い合わせを いただいた方にメールでお伝えしているのですが、 一昨年の春に完成したお宅の奥様から、うれしい お返事のメールをいただきました。少し紹介します。
 
天童のお宅も、とっても素敵ですね!
(中略)そして、 洗練されているんだけど、あたたかいです!
 
ブロブの写真を見てくださっての感想ですが、とても うれしいお言葉です。わたしのめざしている方向です から。
シャープでクールな建物がカッコいいという人 もいますが、人間味が感じられないのは嫌ですね。
幸せを感じられる家づくりには、あたたかみが欠かせ ないと思うのです。
 
# by cosyoken | 2007-05-26 14:55 | 天童市 M邸
 
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2007年 06月 04日 天童市 M邸 現場打ち合わせ

2日の午前中はM邸の打ち合わせがありました。
 
階段の手摺の隙間の件で、施主のお父様より お叱りを受けました。
施主ご夫妻とは何回も 打ち合わせを重ね、了解の元に進めてきた わけですが、二世帯住宅のむずかしさですね。
 
プランスケッチ  外観の玄関付
 近です。これか
 ら木製の玄関ド
 アが入り、ポー
 チの鉄の丸柱
 に色が塗られま
 す。何色にする
 かは検討してい
 ただいています
 が、アクセント
 になると思いま
 す。
 
 
 
内部の床に貼るタイルがイタリアの磁器タイル に決まりました。施主の支給品で輸入代理店 からとると1,260円/?でINAXなどと比べると 半額以下です。見本のサンプルを無料でもらう ということができないので、少々不安ですが、 この金額は魅力です。
 
# by cosyoken | 2007-06-04 15:05 | 天童市 M邸
 
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2007年 06月 16日 天童市 M邸 現場打ち合わせ

今日はすがすがしい青空で、遠くの月山がきれいに 見えました。
山の頂きの残雪がとても美しいです。
 
午前中はM邸の打ち合わせでした。
残るところ あと2週間です。照明などの取り付けをしています。
 
プランスケッチ  2階から1階の
 インナーガーデ
 ンを見たところ
 です。輸入タイ
 ルが届きました
 ので、Mさんと
 並べてみまし
 た。材料は施主
 支給ですが、貼
 る工事をプロに
 してもらうかは
 検討中です。
 
 
 
これから私は東京に行ってきます。明日は父の日 なので、お酒でも一緒に飲みたいと思って。なにせ 99歳、ちょっとすごいでしょう?
 
# by cosyoken | 2007-06-16 14:30 | 天童市 M邸
 
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2007年 07月 01日 天童市 M邸 完成引渡し

梅雨の合い間なのでしょうね、暑くもなく気持ちのいい風が吹き 抜けていきます。今日から7月、セミの声ももう少しでしょうか。
昨日はM邸の完成引渡しがありました。その前日には役所の 完了検査も合格し、ほっとしているところです。
 
昨年の5月に問い合わせをいただき、基本設計と実施設計で 10月までかかり、それから見積り調整に入り12月に地鎮祭が あり、ようやく完成に至ったのです。 出来上がりの様子を少しご紹介いたします。
 
プランスケッチ  玄関から入って
 キッチンと階段
 それに吹抜け
 のあるホールを
 見ています。階
 段の右には洗
 面脱衣と浴室
 があります。
 
 
 
 
 
 
 
プランスケッチ  キッチンから玄
 関方向それに2
 階を見ていま
 す。1階にはこ
 のホールに接し
 て施主のご両
 親の寝室と和
 室それに居間
 があります。平
 面が三角形で
 奥にいくほど狭
 くなるので、遠
 近感があり広が
 りを感じます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
プランスケッチ  2階からホール
 を見ています。
 正面が西、左が
 南です。光がこ
 の空間を演出し
 てくれるはずで
 す。キッチンの
 照明はワイヤー
 吊りです。位置
 も角度も変えら
 れるスグレもの
 です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
プランスケッチ  2階の子供室を
 見ています。し
 ばらくはファミリ
 ールームとして
 遊び場などにな
 りますが、大き
 くなったら家具
 などで仕切りを
 して個室になる
 予定です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
プランスケッチ  2階には子供室
 と夫婦の寝室そ
 れに洗面とトイ
 レがあります。
 ちなみに洗面台
 の上は鏡で右
 にある窓が映っ
 ています。左の
 奥に見えるのは
 ルーフテラスで
 広さは10畳ほ
 どです。ここか
 ら公園やその先
 にある川などが
 見え、夏にはビ
 ヤガーデンなど
 ができます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ご覧いただいてお分かりだと思いますが、ホールが家の中心にあり、 奥様がキッチンにいれば家全体の気配を感じることができます。
コミュニケーションがとれることは家族の絆を深めることにもなります。
 
なにげない日常にある幸福感を感じられるようにと考えたプランです。
生活されてみて、それを実感していただけることが私の本望です。
 
# by cosyoken | 2007-07-01 13:41 | 天童市 M邸
 
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2007年 10月 12日 天童市 M邸 Mさんからのたより

きんもくせいの香りが風にのって運ばれてきたので、どこ からと探してみたら、木立の陰でひっそりと咲いていました。
 
秋の風情はこんなとこにもあるのですね。
 
6月に完成した天童のMさんから、生活されてからの感想 のメールが届きました。HPのコラムに紹介させていただき 更新いたしましたので、よろしければそちらもご覧ください。
 
プランスケッチ  この予想図は
 最初に提案させ
 ていただいた、
 いくつかの案の
 一つです。多少
 の違いはあるの
 ですが、ほぼそ
 のままの形で
 実現していま
 す。
 
 
 
吹抜けをご要望でしたので、吹抜けが生活の核となるような プランをつくったのですが、実際に生活されてみて、それを 実感されているようです。
「幸せな気持ちで一日が始まります」 と書かれていて、本当に良かったなぁと思うのです。
 
# by cosyoken | 2007-10-12 11:51 | 天童市 M邸
 
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2010年 05月 10日 小窓

桜、梅、こぶしがいっせいに咲き、そして散った後は新緑の若葉 が目に鮮やかです。山々を見ると産毛のようなふわっとした感じ で若葉が萌えています。いい季節になりました。
 
今回は小窓について書いてみます。私の設計では窓を大切に しています。室内から見える風景を切り取るための窓、光を取り 入れるための窓、風が通り抜けるための窓。それらを必要な所 に合わせて選択していきます。
 
ロフトや高い所には光の帯や移動する様子を見せたくて、小窓 を多く使ったりしています。夕暮れの紅の光が射し込んで室内 を染めるのもいいものです。
 
室内での光を考えてのことですが、これが夜になると小窓から の灯りが外から、とても綺麗に見えるのです。下の写真は夜景 が美しいと評判になっているらしい、天童市M邸です。
 
プランスケッチ
 
家に灯りがついて、家族の生活が営まれている。そしてその灯 りが外を行きかう人にも美しいと感じてもらえる。これってとても うれしいことなのです。
 
# by cosyoken | 2010-05-10 12:32 | 天童市 M邸
 
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