これまでいただいたお客様からのお便りー
■これまでにお寄せいただいた、お客様からのお便りをご紹介しています。現場や打ち合わせの空気感、横山設計事務所とお客様の関わり方の実際の雰囲気などをつかめていただけたらと思っています。不安解消のお役に立てれば幸いです。今後もぼちぼち更新してまいります。^-^
この度は我が家の設計から完成まで、多岐にわたるご尽力を賜り誠にありがとうございました。
思い出深いシーンはいくつもありますが、やはりまず最初に思い出すのは、最初に間取り図面を見たときです。
私が強烈に抱いた印象は、部屋の大きさがどうとか、数がどうではなく、 「ああ、自分たちはこの家でこうゆう風に日々暮らすだろうな」という確信に似たイメージの喚起です。
ちょっと変な言い方ですが、私達の「生態」がそこにははっきりと感じられました。 家を単なる機能の箱と捉えず、その家族の私生活と結びつける手腕により、 私達がそこで生活する姿がありありと目に浮かび、それは実際に暮らし始めた今とおおよそ合致しています。また、私が最もこだわった「家の基本性能」についても、何度も何度も工務店さんと打ち合わせに応じていただき、 太陽高度と照射時間の計算、内部結露計算などの地味な努力や、新しい空調技術にもチャレンジいただき、感謝致します。
恐らく、急に「基礎の人通口の下には地中梁が入っているのか?」と不安になり聞いてくる施主は県内でも私くらいだろうと思います(笑)。
お陰様で、省エネルギーで快適な生活環境で暮らすことができ、寿命の延びる思いです。一方で、苦労も多くありました。
疲労困憊の状態で(今考えるとインフルエンザを罹患していました) 施主工事(パテ+塗り壁)の途方もない作業量に呆然と立ち尽くした夜や、 ルーフィングのグレードを独断で変えた(グレードを上げた)ので妻と喧嘩した日もありました。
ローンの融資は一難去ってまた一難で、心臓が痛くなる思いもしましたが、何とか無事に終えることが出来ました。
どれも今では良い?思い出です。それだけ手をかけた我が家は、愛着でいっぱいです。
パテ打ちもかなり上達しました(笑)。 正直まだまだ作らなければならないものは沢山ありますが、面倒臭さを楽しみながらやっていきたいと思います。もちろん、家づくりに携わっていただいた職人の皆様にも深く感謝を申し上げます。
まず旧家を解体していただいた三興建設さん、頑丈で気密性の高い家を造っていただいた渡部建築の大工の皆さん、 パテの指導までしてくれた内装の門脇さん、私の難題に正面から立ち向かって下さったPanasonicの我妻さん、 照明の取り付けの相談に乗っていただいた枝松さん、 徹夜までしてポーチを仕上げていただいた千歳工務店の皆様, そして菊地社長、新津さん、伊藤さん。
私は依頼主と請負者という関係ではなく、全員でひとつのプロジェクトチームのように思っておりました。 感謝申し上げます。 本当にありがとうございました。
(横山)
お便りの冒頭に書かれた「ああ、自分たちはこの家でこうゆう風に日々暮らすだろうな」というお言葉に、最高のご褒美を いただいた気分です。家づくりの根幹は間取りです。そこには家事動線や使い勝手の良さということを超えて、住み手 の心理の深いところへの共感が必要だと考えています。INさんが間取り図を見てそれを感じ取っていただけたことに、 とてもうれしく思うのです。
家の性能に関してはINさんは非常に勉強されていて、私も知らなかった内部結露の計算ソフトまで紹介してくれました。 またエアコン一台で家全体の冷房というのも、私や工務店も経験がなく、全員が手探り状態で進めてきたことも良い経験に なりました。
施主施工は大変なご苦労だったと思いますが、漆喰塗りは玄人はだしの出来栄えでした。ベッドなどの家具もこれから ご自分で造るそうです、凄いですね。
お便りの締めくくりは、工事関係者の名前を挙げられての感謝のお言葉です。映画のエンドロールみたいです。関係者 はみんな喜ぶでしょうね。
施主も職人も関係なく、全員でひとつのプロジェクトチーム。私は設計者としてその仲間に入れたことに感謝しています。こちらこそ本当にありがとうございました。
この度は、大変お世話になり、ありがとうございました。
先生の事務所に初めて伺ってから1年3カ月が経ちました。主人も私も何も 予備知識がないままご相談させていただきましたが、土地の斡旋、工務店の紹介等全面的にご支援をいただき御礼と感謝の気持ちで一杯です。
3月中旬に引き渡しが完了し、入居して1カ月が過ぎ、最初はなんか貸家に住んでいるような気分でしたが、インテリア等を揃えていくうちに、最近ようやくマイホームなんだな〜と実感しております。
完成した家は、私たちの理想とする白を基調とした家に仕上げていただき、予算面や準防火地域指定の関係から想定外のことも起きましたが、敷地面積が小さいにもかかわらず、ほぼ希望どおりの間取りで、マイホームを手に入れることができました。
また、先生から紹介いただいたT工務店の方々にも大変お世話になり、無理難題にも親身になって相談にのっていただき丁寧な対応をしていただきました。
特に、私たちのお気に入りは、2階に配置していただいたリビングルームで、広さは23畳くらいあり、天井までの高さも通常より高く、白で統一した空間はとても気に入っております。
一方、外のベランダに出てみると、また眺めも最高で、朝日がとてもきれいに見え、千歳山が一望できます。これから千歳山の四季折々の表情を目の当たりにできるかと思うと、とても楽しみです。また、近くの高校の庭にある大きな桜の木も見え、お花見もでき、うれしい気分になりました。
今回のゴールデンウイークに県外に就職した息子が帰省しましたが、開口一番「俺、とても気に入った」と大感激しており、私たち家族にとっては念願のマイホームでしたので、家族一同大変満足しております。
最後になりますが、これから家族みんなで、きれいにそして末永く大切にしながら、この家で生活していきたいと思っております。
横山先生、本当にありがとうございました。
(横山)
最初はご主人から電話でのお問い合わせでした。奥様が私の事務所のHPをご覧になっていること、市内に土地を探していることなどでした。さっそく不動産屋さんに問い合わせて、紹介してくれた多くの物件のなかからこの土地を選ばれました。
山形中心部の27坪の敷地なので、1階に子供室と駐車場、2階に生活機能がすべてあるという典型的な都市型住宅になりました。
完成してみると、中心部の利便性に加え、2階からの眺めが思いのほか素晴らしくて、この敷地、このプランで良かったと思いました。
最初にいただいたご要望の欄に「ベランダが欲しい」と書いてありました。
おたよりを読ませていただき、ここでの生活にご家族が満足されているご様子で安堵しています。
KSさんご夫妻、お忙しくまた大変な折に、おたよりを書いていただきまして深く感謝しております。末永いお幸せを心からお祈り申し上げます。
新しい庭の冬支度もすっかり終わりました。お久しぶりです。
相変わらずお忙しくご活躍のことと存じますが、お元気でいらっしゃいますか。家を建てていただき、生活を始めて一年が経ちました。明るいリビングや使い勝手の良いキッチン、広いレッスン室など、どこもお気に入りで、 横山さんにお願いして本当によかったねとよく話しています。私達のワガママを叶えてくださり、どうもありがとうございました。
ご紹介いただきました武田造園さんにも良くしていただき、この夏は 主人と二人で水やりと草むしりを頑張りました。
家庭菜園スペースを整えたら横山さんにも見ていただきたかったのですが、子ども達中心の生活に追われ、気付くと青々した草が1mものびてしまい、今年は何も植えられませんでした。春には下の子も少し手が放れると思います。
来年こそぜひ見ていただけれれば嬉しいです。今年は宮沢賢治の生誕120年でした。実は私も賢治ファンで、横山さんのHPを拝見した時にも勝手に親近感を覚えたことを思い出しました。読むのは詩ばかりですが、音楽を続けていく心の糧となっています。
毎日おもちゃを片付けて日が暮れます。インテリアや植栽など、やりたいことは たくさんありますが、もうしばらくは子どもの安全第一です。これから家族の成長と共に家の中を少しずつ変えていくことも長い年月をかけて楽しんでいきたいです。
ご挨拶をと思いながらも遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
また折にふれてご報告致します。暖かくなりましたら、ぜひ遊びにいらして下さい。寒くなりました。どうぞお体をお大切になさってください。
(横山)
読ませていただくと、子どもさん中心の幸福な生活が伝わってきます。
その生活を包んでいる家の、どこもが気に入っていただいているなら、私にとってこんな嬉しいことはありません。宮沢賢治ファンの奥様が私のHPをご覧になって、親近感をいだいてくれたのは、何年前のことでしょう。最初にお会いしたのは3年前 ですから、家づくりを考え始めた頃のずっと前かもしれません。
不安も期待もあったでしょう。
そして今、ご褒美のようなお手紙をいただいて、私の方こそ感謝の 気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。
横山先生
「我が家」になって1ヶ月が経ちました。
改めて自分達の夢が実現したのだと喜びを感じる毎日を送っています。主人の小さな頃からの夢は「大きな家に住むこと」だったそうです。
家を建てるときに最初に言った言葉も「大きな家にしたい!」でした。
私はおしゃれな特別感を感じる生活を夢みていました。横山先生はそんな私たちの夢を叶えて下さいました。
たくさんの私たちの夢のかけらを拾い集めて大きな家を作り上げてくださいました。
本当にありがとうございます。朝起きてコーヒーを飲む時。
ソファに座って窓を見上げると青空が見える時。
2階の吹き抜けから下にいる息子に手を振る時。
キッチンに並んで会話をする時。
たくさんの瞬感が幸せを感じさせてくれます。生活感を適度に隠しながら、機能的にも過ごしやすく、3人暮らしにしてはゆとりのある空間を満喫出来ております。
予算上、外構や植栽などまだまだ未完成な我が家ですがこの家がこれからどんな風に成長するのか楽しみでもあります。
子供が大きくなった時など、またご提案いただければ幸いです。山形に住み、縁あって横山先生に出会えた事。
また家作りを通じて伊藤建設の方々、設備、電気関係の方々、本当にたくさんの方々にご尽力いただきました。
若輩者の私たちに真摯に向き合って頂き感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
(横山)
このお手紙は直筆で、Aさんご家族と私たち現場担当者が並んで撮った記念写真を添えて、送られてきました。
本当にお心がこもった言葉が並んでいます。
ここに掲載するためにワードで書き写していると、より実感が伝わり、情景が目に浮かびます。日々の暮らしのなにげないひとときに幸せを感じていただける、私にとってこんな嬉しいことはありません。
出会えたことに私こそ感謝しています。
本当にありがとうございました。
先日は、完成引渡し、ありがとうございました。
皆様のお蔭で、素晴らしい”家”を建てることが出来ました。早速、19日から23日まで“終の棲家”で快適に暮らして昨夜こちらに戻ってきました。
階高があり開放感のあるリビングに小上がりの寛ぎの和室・・
南面には建具屋さんの匠の技の“7連の上下開放障子”・・
また、玄関隣には、とても使いやすい客間・・
それに希望通りのベットルーム・・
更に、靴・食品・服の各種大収納と凄すぎの我が家が完成しました。横山様とは、H23年7月に敷地確認を頂き、第1回設計打合せを行い・・
その後、基本設計を何案も作成頂き・・・詳細設計〜工事着手〜
あれから約3年・・・本当にいろいろお世話になりました。
私共『家づくり』の大変さ難しさも経験しましたが要望事項がすべて盛り込まれた家が完成した時の喜びは言葉に表せないものがあり、感激しております。
これもひとえに、横山様の設計・施工監理のお蔭であり深く感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。匠の力で立派に建てて頂いた“終の棲家”で人生の後半戦のスタートを切りたいと思います。
(横山)
“終の棲家”がキーワードだったT邸は、若い世代とはまた違った家づくりでした。定年後の生活を見据えて家の空間を考えることは、家の成熟度を考えることだったかもしれません。それに近づくこと ができたとすれば、私にとってこの上ない喜びです。
設計や工事の遅れなどがあり、ご夫妻には大変なご迷惑をおかけし ましたが、最後にこのようなおたよりをいただいたことに、私の方こそ深く感謝しております。
本当にありがとうございました。
新居に入ってから約1か月、ようやく落ち着いて生活できる状況になってきました。
いま、感じるのは毎日家に帰るのが楽しみ、ということです。
部屋の雰囲気、差し込む光の加減、窓から見える空・・・などなど、まったく飽きることなくいつも新鮮な気持ちで、「良いねえ」と夫婦で話しながら幸せを感じ毎日暮らしています。
これもひとえに横山さんが私どもの「こうした家に住みたい」という希望やつたないイメージを想像以上の形にして創り出してくださったおかげです。
これから先、何年・何十年と魅力を感じながら住み続けられる家を作ってくださったと、感謝の気持ちは尽きません。依頼させていただいたきっかけは、妻が横山さんの手掛けられた住宅の数々に一目ぼれしたからです。
横山さんの手掛けた住宅は「洗練されたデザイン」「あたたかさ」「明るさ・開放感」が見事に融合されていると感じました。
実際に依頼させていただいたところで、私たちは「自宅に居ながらカフェにいるような家」、「あえて吹き抜けにはせずに開放的で明るい家」といった点を要望させていただきました。
予算も厳しい上、勉強不足の点も多い私たちでしたが、いつも親身に対応していただき、要望を素晴らしい形に反映していただきました。
着工後は、建設会社の方や大工さん、電気、水道など各担当の方と定期的に直接お会いして話をしながら家を作り上げていけたこともとても思い出深いです。
皆さまには大変お世話になりました。本当にありがとうございました。横山さんもお忙しい毎日と存じますので、お身体にお気をつけてこれからも素敵な住宅を作り続けていかれてください。
また、家でご一緒にお酒を飲みたいと切に願っています。ありがとうございました。
(横山)
最初にいただいた住宅計画調書には、次のようなご希望が書かれていました。
落ち着いたカフェ風の家でのんびり暮らしたい。
庭ではわくわく子どもと一緒にビニールプールで遊んだりバーベキューをしたり。
夫婦で一緒にイスに座ってお酒を飲んで語り合えるような空間にしたい。Wさんご夫妻のイメージを超えて完成したとすれば、私もとてもうれしいですね。またこれが実現したのは工事中の現場打ち合わせに熱心に参加され、ご自分たちのカラーを出されたからです。ですからこの家はWさんご夫妻と現場関係者それに私、みんなの知恵と熱意で創り出したといえます。
こうした機会を与えていただいたWさんご夫妻には、本当に感謝しています。
ありがとうございました。
建物の引渡を受けその1 か月後店舗をオープンし半年が経過しました。仕事にも慣れてきた頃から歴史的な雪が降り出し,駐車場の除雪作業が仕事のようになっていました。初めての確定申告も終わり昨年の今頃は, 見積をいただき横山先生に経験したことのないご苦労をおかけしたことを思い起こしております。
お陰様で素敵な店だとみなさまからお言葉を頂戴する立派なそばとパンのカフェをつくっていただきました。横山先生に依頼したいという方や建ててもらったという方などもご来店いただいております。横山先生からは建築中から店のピーアールをしていただきましたが, オープン後は, ラジオ, テレビ, 新聞と取り上げていただき白い店舗の存在を高めてもらいました。半年が経過し補修していただきたいところが色々出始めておりますが, 設備を担当していただいた黒澤建設工業様からはなんどかご来店いただき食事の後, 困っていることはないかとアフターケアーに努めていただいております。
大変ご多忙の横山先生とは存じますがご自愛され,我々と同じ様な感動を一人でも多くの方々に差し上げてください。御礼が大変遅くなりましたが今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
(横山)
Kさんご夫妻に初めてお会いしたのは一昨年の9月です。定年後の第二の人生として蕎麦とパンのお店を開きたいというご希望でした。どんな建物も失敗は許されませんが、特に店舗は来ていただくお客様に好印象をもっていただけなければいけません。おたよりを拝見し、私も嬉しくなりました。「感動を一人でも」とあるのは恐縮しますが。
蕎麦もパンもとても美味しいお店です。ぜひ一度ご来店ください。
そばつる徳&パンカフェJuJu
場所 長井市四ツ谷2−2−8 TEL 0238−87−0323
営業時間 11:00〜18:00 定休日 火・水曜日
家族4人で夢にまでみた新居での生活。早くも10日間が過ぎようとしています。
何といっても、我が家の中心はリビング。
この3連休にも、冬の晴れ間が2日ほどありましたが、大きな高窓、小さな4つの小窓からは、やわらかな陽がふりそそぎ、あまりの気持ちよさに、大の字に寝転がって昼寝をしてしまいました(笑)
普段はせっかちな私も、なぜかのんびりゆったりとなってしまい、 片付けがとんと進まないのが、目下の悩みです。
子どもたちが、個室で勉強したのは、はじめの2日くらいのものでした。今では、リビングのこたつの上に、勉強道具を持ち込んで 思い思いの場所で勉強したり、漫画を読んだりして過ごしています。2階の自分の部屋には、夜寝るときに引っ込むくらいです。
2階には今のところ暖房器具は何も入れていませんが、1階との間にある小窓を開け放しておけば、1階の暖かな空気が2階にもとどいてほんのり暖かです。
この小窓は、1階と2階とをつないでくれるかなり重要な役目を果たしてくれています。
横山先生の提案でしたが、想像以上の効果でした。また、無垢の床は、あたりがやわらかくこれも心地の良さを与えてくれる重要な役割を果たしてくれています。
無垢は傷がつきやすいのが、たまにキズ?ですが、それよりも、心地よさの方が優先しています。また、リビングは夜になって、灯かりがともると白熱灯のやわらかな橙々色が、皆を癒してくれます。なぜか夜ふかしになっている今日この頃です。
外から見たらどんな感じかしらと思って、寒いのに外に出て、我が家の灯りを眺めてみては悦に入っています。
キッチンも、最後の最後まで、システムキッチンにするかどうかで 悩みましたが、すべて造作していただいて、私の台所仕事にはしっくりきています。
毎日毎日、いちばん酷使されているのが、この場所ではないかしらと思っています。頑丈に作っていただき感謝です。この家は、横山先生の設計を、基本の羅針盤として、 現場監督の阿部さんに一切を取り仕切っていただき、 それを具体のカタチに仕上げていってくださったのが 大工の菅井棟梁に伊藤さん、それから建具の工藤さん、設備の里見さん、電気の齋藤さん、そのほかにも左官屋さん等々、数え切れない人たちの手仕事が、工夫が、思いが、いっぱいに詰まっています。
これから年月を重ねるほどに、愛着が深まっていくことと思っています。
(横山)
私の事務所ではプランをつくる前に「住宅計画調書」というものにご要望などを記入していただくのですが、OTさんの調書には「建築家が建てた幸福な家」という本に出てくるような家が理想、と書いてありました。 この本は築20年前後の家を筆者が訪ねる、というものです。どの家も家人から愛着をもたれ、丁寧に生活されています。だから「幸福な家」なのです。
家づくりにたずさわる人間は、当然のこととしてその家が存在する限り、家族を守りそして愛着をもってもらいたいと願います。そのために、現場ではそれぞれの担当者が誠実な仕事をします。
OTさんは最初に「幸福な家」を求められ、このおたよりで担当者の名前を連ねていただきました。
「幸福な家」は年月を経てつくられていくものですが、その一歩として私達をねぎらっていただいたことに感謝いたします。OTさんご夫妻、本当にありがとうございました。
『子どもたちが伸び伸び過ごせる、わくわくするような楽しい家を建ててあげたい』
これは横山さんに初めてお会いした時、お伝えした私たちの願いです。
あれから2年ちょっと経ち、その望みどおりの、世界にたった一つしかない私たちオリジナルのマイホームができあがりました。結婚してからずっとアパート住まいで、家族が増えるにつれ、段々と狭くなっていったアパートも部屋の戸をすべて取っ払い、できるだけ広く有効に使い、生活してきました。
それぞれ隠し事のない、何でも話できるような、家族一体感がうまれたのも、そのおかげなのかなあと思います。でもこれから先、子どもたちが成長し、私たちの手元から巣立っていく時が必ずやってくると思います。その時に、ふと思い出すと、気持ちがあったかくなるような思い出いっぱいの『わが家』を早く作ってあげたい、私たちはそう思うようになりました。
アパートの延長線のような家、どこにいても家族がつながっているような、一体感のある家。
私たちは、最初雑誌を読んだり、インターネットでいろいろ調べたり、どうやったら理想のマイホームが建てることができるのか、いろいろ調べました。そして、すべてオリジナルで自分たちらしい家作りができる、建築家さんにお願いすることにしました。横山さんに始めてお会いした時、「この方が私たちの夢をきっと叶えてくれる!!」と直感で思いました。最初ご提案していただいた案は私たちの希望どおりのデザインで、ますます夢は膨らみました。
そして横山さんのお人柄に惹かれ、お願いした次第です。着工してからの建築期間は、当初の予定よりかなり遅れましたが、その分納得のいく家ができあがったと思います。また、遅れたことで打合せの回数が増えたり、その都度こちらの要望や相談に対応していただき、建築費の費用面に関しても相談にのっていただいて、とてもありがたく思いました。
白い壁に映えるたくさんの小窓、家を囲むコンクリートの塀、その塀に埋め込まれているガラスブロックもアクセントになり、とても素敵です。 茶色い屋根の傾斜もバランスよく、屋根と三角窓と小窓のバランスは絶妙です。
そして、リビングは広い窓や小窓のおかげで、とても明るく、広々としていて気持ちがいいです。
その広々としたリビングに、家族は自然に集まり、いつも笑い声が絶えません。
無垢材の床は、裸足で歩くと気持ちよく、とても心地よいです。
そして、冬の暖房は、床暖房になっていて、暑すぎず寒すぎず、足元からふわっと暖かく、気持ちいいです。
また、アイランドキッチンから子供部屋の様子を感じることができ、目が行き届き、一体感が感じられ、親子間の安心感がとてもあります。
そして、キッチンで料理していると、二階の寝室の小窓から子供たちが顔をだし、これもなんともいえない幸せなひと時です。また造作キッチンは、自分の身長に合った高さで作られており、とても使いやすいし、引出しを多くしたことで収納もたくさんできます。
二階の多目的室にはロフトがあり子供たちの秘密基地となっていて、ちょっとした遊び場です。それから、昼間は日光で明るく、高窓のたくさんの小窓から見える空の様子は、とても気持ちよく、わが家全体が自然から守られているようなほっとした安心感があります。 夜は、電気の灯りでまた違う雰囲気があります。
間接照明という灯りは、ふわっとほんわり丁度いい明るさで、リビングを灯してくれます。
ダウンライトも、また違う雰囲気になりあたたかく優しい灯りです。
昼間は日光の光と影、夜は灯りの光と影、それぞれ楽しむことができ、とても心地よいです。私たちは、横山さんに出会えたことにとても感謝しています。
横山さんのおかげで私たちの夢が現実になり、希望が叶って、毎日幸せをかみしめて過ごしています。この世界に一つしかないわが家を、これからずっとずっと大切に大事に使っていきたいと思います。
(横山)
最初にお会いした時の「子供たちの思い出になる家を造りたい」というお言葉がとても印象的でした。その時に書いたノートには「楽しく」「おもしろく」「わくわく」などの言葉が並んでいます。
設計ではいろいろなアイディアを盛り込みました。工事が始まっても現場での打ち合わせ、数え切れないメールのやりとり。
完成してこのような、お礼の手紙をいただき、私のほうこそ出会えたことにとても感謝しています。
ありがとうございました。
2009年7月、息子の誕生と家の完成。3人の新しい生活が始まった。
真っ白なモルタルの壁と大きな窓が特徴の、これが自分たちの家なんだなぁと帰ってくるたび、うれしくなる家だ。
私たちは安藤忠雄に憧れていたので、漠然とコンクリートの外観がいいなぁと「山形」「コンクリート」で検索をして、横山さんを見つけた。
両親はネットで建築家を見つけるなんて…とあまり良くは思っていなそうだったが、私たちはなんとなく人柄が良さそうだなということと、持ってきてくれたイメージ図を見て、もう横山さんにお願いすることに決めた。
なんと4案も提示、しかも居間の隣に「オーディオルーム」が併設されている図面がそこにあった。確か、2人ともジャズが好きで、一関のベイシーという喫茶店に聴きに行きますというような話をちょっとしただけ。横山さんはたわいもない会話の中からこんな素敵な提案をしてくれたのだ。しかもその後でベイシーまで足を運んでくれたという話を聞き、横山さんの建築魂を感じた。
今、オーディオルームにはピアノを置いている。いつか、息子がここでピアノを弾いてくれたらうれしいな。
今、息子は1歳7ヶ月。ということは家も1年と7ヶ月。家はおもちゃだらけ、ちっとも片付かないけれど、家族3人幸せな日々を送っている。
大きな窓からは、雪が降ってくるのが見えたり、雲の動きや、月、星空まで見える。家族が安心して住める家…横山さんにお願いしてよかった。
これからもよいお付き合いをお願いしたい。
(横山)
とても嬉しいです。なんといってもご家族3人が幸せな日々を送られているご様子が目に浮かぶようで、建築家冥利につきます。オーディオルームは初めてお会いしたときの、なにげない会話が糸口になっています。何LDKということより、生活を楽しむ空間づくりが家づくりの本質だったりするのです。またそれがあるから、家に愛着がもてるとも思うのです。
息子さんがこの家ですこやかに育つことを、そしてこの家が味わいを増しながら年月を重ねることを願ってやみません。
自分たちのワガママがそのまま設計プランになり、
漠然としたイメージが現実に、想像していた以上のカタチになっていく・・・実際に住んでみて思うことは、「やっぱり私たちの希望どおりの家だった」ということです。
設計図があまりにも希望通りのステキな家だったので、本当にこんな家がつくれるのだろうか、住み心地はいいんだろうか?と少々不安もありました。でも、つくられていく家を見ているうちに、その不安は吹き飛びました。
当たり前の話ですが「設計図どおりの家」が見事に出来上がり、感激を通り越えて、不思議な感じさえしています。また、これは想像していなかった嬉しいおまけなのですが、一週間に一度の打ち合わせのおかげで、担当をしてくださった皆さんとすっかり仲良くなれたこと、外壁を自分たちの手で塗る事が出来たことが、かけがえのない思い出になりました。
「年月を重ねるほど味わいが出てくる家になるように」と設計を考えてくださった横山さん。私たちも、この家とともに年齢を重ねていきたいと思っています。
ここにいたるまでの、いきさつもお聞きしました。
初めは、私たち家族だけならマンションでもいいと思っていたんですが、妻の両親と同居することになったため、それなりの大きさも必要、ということで一戸建てに踏み切りました。
できればハウスメーカーではなく、個性的な家を思い通りに建てたい・・・
友人からは、「建築家に頼むと要望も聞いてくれるし、施工監理もしてくれるから、手抜き工事の心配も避けられる。それに予算的にも低く抑えられるみたい。」との話を聞いていたけれど、建築家の誰にどう声をかければいいのか皆目わからない。なにより個人の家、しかも、いちサラリーマンの家なんてお願いできるのか、といった敷居の高さがありました。
それで、建築家探しに奔走しながらも、同時に、これだけハウスメーカーの家が建っている以上その良さもあるのだろうと思い、予算の合うハウスメーカーにも声をかけました。
そんな中、横山さんとの出会いはホームページでした。その中でも興味を引かれたのは連載コラム。費用や、家作りの流れが分かりやすく書いてありましたし、なにより家づくりへの考え方などに、人間としての魅力を感じたのです。それで、ダメ元でメールを出しました。
横山さんと何度かメールのやりとりをした後、直接お会いし、住まいへの要望を伝えて、プランが出来上がるのを待つことに・・・。
その一方、メーカーの営業マンは次々と事を運んでいく。最初の一週間後には平面、立面図が、次の週には資金繰り計画、借り入れ銀行の手配・・・ところが、肝心の設計にどうしても納得がいきませんでした。
住宅に対する夢や希望を伝えても、例えば暖房効率が悪いとか予算がオーバーするなどと言われ、結局出てきた図面の家は四角いありきたりのものでした。なんとなくモヤモヤした気持ちのまま、予算に限りがある以上「こんなものなんだろうな」と・・・。にもかかわらず、すでに予算から300万円以上オーバーの金額が提示されていました。
建築家と言えども、やはりこんな程度の予算では、似たり寄ったりのものだろうと悲観的になりながら、それでも、せめて横山さんのプランを見てから決めようと、横山さんとの設計プラン打ち合わせの当日を迎えました。
絶句しました。要望が全て盛り込まれている上に、こちらが想像していた以上のプランを、しかも3種類も出してくれたんです。メーカーとはこんなに違うものかと驚きました。
無条件で決まりでした。予算的にも提示した額で出来そうだとのこと。プランの説明を聞きながら、顔が緩んでいくのを抑えるのが精一杯。横山さんが帰った後、家族全員、無言で顔を見合わせてうなずき合ったくらいです。
あまり家づくりに手間や時間をかけたくない人なら、メーカーの住宅がいいのだろうと思います。でも、一生に一度の家です。こだわって自分たちの想いをかなえたいとか、家づくりを楽しみたいとか、また、予算に限りがある場合にこそ、逆に建築家に頼むべきだと実感しました。
(横山)
家づくりへの期待に対する責任は、確かに重いと痛感します。しかし、私たち建築家は、「その思いに答えよう」と思うんです。
Mさんご家族が、心から家づくりを楽しんでくださったように、僕も本当に、心から楽しく一緒に考え、一緒に汗を流し、ご家族の未来に想いをはせながら真摯に設計に取り組んだことを、しっかり覚えています。Mさんとの家づくりが、僕の、そして横山設計事務所の普遍的なスピリットを形づくった原点だと思っています。今も、僕の大きな励みです。
面白いものをつくってくれたなあって思います。使い方が限定されない。
最近、一階の玄関前をステージにしました。スポットライトの位置を変えて。囲炉裏で酒を飲んで、友達に弾いてもらう。
新しい発見っていうのか、住んでいて楽しいんです。心配していた暖房も大丈夫でした。床がひんやりしないし、夜帰って来ても寒いって感じじゃない。コンクリートの蓄熱ってすごい。
暖房費も高くないし。
今のところ、なんの不満もないです。
家づくりに関わってくれたみんなに、「ありがとう」と、伝えたいです。それにしても、本当に、どんなに現場で打ち合わせをしても、「出来て見なきゃ分からない」という気になる。そんな時、工事の人だけじゃなく、もともとのプランを考えた設計士が一緒にそばにいることが、これほど良いものだとは思わなかった。
きっかけは、
「家をつくるにはどのくらいかかんの?1000万円くらいで、家建てられない?」
ここからは、突然の電話で始まった友人との家作り奮戦記です!今まで借家暮らしだったので、与えられた物って感じだったから、どうせなら自分らしいこだわりでつくってみたい、と思ったのがきっかけでした。
ハウスメーカーってみんな同じようだし、家が自分に寄り添ってくれるというよりも、自分の方が家に合わせて住まなきゃいけないような感覚がありますから。周囲には「金がないなら設計士に頼むな」と言う人もいました。直接大工に頼めって。安普請で良ければ何とかするからと。でも私は、自分がこれから多くの時間をそこで過ごすのに、それはないんじゃないかなあと思ったんです。
どんな暮らしをしたいのか、好みや要望など、お酒を飲みながらいろんな話をしました。
囲炉裏と、趣味のためのスペースと、客の寝れる所が欲しい。
それから、「木は木肌」「江戸より室町」「ストイックな高村光太郎」観念的すぎるけどMさんらしいと思ったし、
こういう情報の方がイメージしやすかったりもする。横山さんが自分の好みや暮らしぶりを聞いてくれたから、出来上がりに対する不安はそんなになかったです。
たくさん話す中で、ローコストと安普請は違うよね、という話もしました。見てくれを気にしなければ本物の木を使っても安く済む。出来るだけ、美しく時を重ねる素材を使おう。きれいなシステムキッチンにこだわるより、無垢の木の板に陶器のシンクを埋め込むだけでかまわない・・・たぶん意識の問題だと思う、という話を。
こうして手づくりの家作りがスタート!
自分で出来る所は自分でやろうと、照明フードと囲炉裏!?は手作り。
そして、二人の大工さんがコツコツと仕上げていく木組みの家。
職人さんたちを見ていて、自分の仕事を大事にしているんだなあと、とても清々しい気持ちになりました。その丁寧な仕事をずっと見ていたら、大事に使っていこうと思ってしまいます。これを愛着というのかな。
(横山)
リサイクルショップで掘り出し物の風呂を発見!本来なら40万円する人造大理石のバスタブがなんと7500円!事務所のスタッフが、安くて使える素材がないかと、必死にアンテナを張っていたがゆえの一品。Mさんにすぐ電話して、好みにも合うということで即採用!それから、無垢の木に真っ白の陶器シンクをはめ込んだキッチン。建具を全て壁の中に引き込めるリビングの大開口サッシ。Mさんの友人達手作りの玄関アプローチなどなど・・・限られた予算でも、夢も希望もなんとか詰めたい!
工夫するのが楽しいと感じる、自由でとても面白い家づくりになりました。
たくさんの人の愛情をたっぷりもらった、とても幸せな家です。
以前の部屋と新しい空間が自然に結びついていて、この居心地の良さは、新築では得られなかったと思います。
私の父が能代に転勤していた頃、すっかり秋田杉に魅せられて、山形に戻って退職後、わざわざ産地から木を運んで建てたのがこの家でした。
私達夫婦とおばあちゃんだけですから、今度は小さくてかわいらしい家を建てたいと考えたんです。ところが母は、父が建てた家に愛着があったんですね。主人もまた、古きを愛する人なのでリフォームがいいと言い、その気持ちも分かりますから随分と悩みました。
リフォームを決意して、迷ったのが依頼先でした。ハウスメーカーか大工さんかと悩んでいるうちに、主人から「建築家がいいのでは」との提案があったんです。当初は、面識のある東京の建築家にお願いしようかとも考えたのですが、距離を考えると現実的ではないと思い、本やインターネットで地元の方を探すことにしました。
あちこち検索した結果、ホームページでピンときたのが、横山さんでした。実績や、家づくりに対する考え方などを読み、すっかり惚れ込んでしまいました。そしてお問い合わせをして、お会いすることに。
最初の打ち合わせで出した希望は、リフォームの中心は母屋で、調理も食事もホームワークもできるワンルームであること、そしてバリアフリー。
リビングの天井を吹き抜けにしたいということ。横山さんのプランはどれも素敵なものばかりでした。その中でも私が心を奪われたのが、吹き抜けに作られた、らせん階段。
それから、主人の趣味のスペース。そば打ちが好きで、「石臼まで持っている」と、ふともらした言葉を受け止め、横山さんは、きちんとしたそば工房を設けてくれました。スッとさりげなく言葉を拾ってくれる気配りに、主人も嬉しそうでした。
基本プランが出来ると、次は、週一回の打ち合わせ。私達と横山さん、現場監督さんと職人さんで、工事進行に合わせて、取っ手ひとつから自分達で決めていく。例えば左官工事なら、板のサンプルに実際に塗って見せてくれる。このきめ細かなサポートにも、本当に感激しました。
今まで何度もリフォームの経験がありますが、たいがい大工さんが決めた部材や設備が、勝手に運ばれて来るだけだったんです。だから自分達で選べるということは、とても嬉しい経験でした。
(横山)
記憶を残しながら次のステップに進むことは、建物にとっても幸福なことです。
と同時に、素敵な趣味をたくさんお持ちのご夫妻に、ますますフットワークが軽くなるような空間を、という想いを込めて設計しました。なので、完成後の、ご夫妻の清々しい笑顔を拝見すると、とても嬉しくなります。
新しい家に住んで2カ月、天窓の影響でエヤコンがどうか心配でしたが、リビングの1台で和室までも涼しく驚きでした。
雨の日でもリビングは明るく、晴れの日の天窓からの光はやはりいいです。
早朝のデッキは、小鳥のさえずりも聞こえ、リゾート気分です。今年の夏のオリンピックは、家族で大画面で楽しみました。
会社の部下15人を招いて宴会を開きましたが、次の日からMさんの家は豪邸だといううわさが広がったほどです。
センターキッキンのため、キッチンから和室、リビングと見渡せて、テレビも見えることから家内の料理の時間も長くなったようです。
暖房の方は、朝方で18度〜20度ぐらいで寒さは感じません。コタツもなくポカポカという暖かさは快適そのものです。朝方だけ、エヤコンの暖房をつけて20度になったら止めるという使い方をしています。2階も暖房がないわりには意外と暖かく、洗濯物も1日ぐらいで乾き、家内も喜んでいます。
とにかく天窓からの明かりはすごいです。特に冬の明かりは暑くもなく、デッキからの光とリビング天窓からの光で、まるでリビングが光のシャワーを浴びているようです。
気になる点として、建具などの不具合(すぐに手配をしました)がありますが、その他はほぼ大満足です。
(横山)
生活を楽しまれているご様子がうれしいですね。最初のご要望の一つがウッドデッキでした。
これをもとに3案ほどプランをつくり、その際にお見せしたのが右上のスケッチです。
多少の変更はありましたが、ほぼこの通りに実現しています。ご要望をお聞ききし、さらにイメージをふくらませ、描いた通りに実現し、住んでみて満足してもらえることは、最高に嬉しいことです。
私たち家族の夢が叶い、新しい家に住んで1カ月経ちました。雑誌にでも載っているような家に住むことができ、朝起きる度に「現実」なんだなあと感動しています。
私たちの家を作るにあたり、家族一人ひとりの希望を丁寧に聞いていただき、それを具体化して、設計に取り入れていただきました。改めて、ありがとうございました。
家を作るためには、横山設計士さん始め、工務店のみなさん、大工さんなどなどたくさんの方々のご尽力があってこそ、素敵な建物になることを実感しました。
メールから始まった5年の月日。私たち家族には、いろんなことがありました。
そのたびに、私たち家族の立場になってさまざまな提案をしていただき、そして一緒に喜んだり、考えてくれたり、設計士さん以上のお付き合いをしていただいたように思います。横山さんのお人柄に惹かれて設計を依頼したこと、改めて良かったなあと思います。
完成してしまい、嬉しい半面名残惜しいです。桜の花が満開になる頃、私たちの家から見える桜を見ながら、家の住みごこちを話せればうれしいです。
(横山)
完成したT邸の完成祝いに招かれて、本当に楽しいひとときを過ごさせていただきました。
5年前の一通のメールから始まった家づくりが、いろいろなことを経て、無事に完成した喜びに、Tさんご家族とともにひたりました。
住んでからの感想をメールでとお願いしたら、その夜に書いてくれて私に届けてくれました。
私が開いたのはクリスマスイブ。こんな素敵なクリスマスプレゼントはありません。
設計をしててほんとに良かったと、しみじみ思いました。
新居に住んでの感想ですが、横山先生のホームページのトップにあるように、まさに[日々の心地よさ][空間の快適さ]に浸れる毎日です。空間に開放感があり心も開放的になり心が落ち着き、以前のアパート暮らしでは狭く物もあふれており心にゆとりがなかったですが今はゆとりが出来て夫婦げんかも減りました(笑)
住む空間でこんなにゆとりがうまれるとはビックリです。
アパートの家賃より高い住宅ローンもあり大変ですが以前のアパートの暮らしには戻りたくないねと嫁と話してます。とても満足しております。近所の人や友人の感想はオシャレで木の香がいいねと言ってくれて、[俺が板張りして、塗装したんだぜ!]と自慢してます。
1つ嫁の不満は蓄熱ストーブは他の家よりは家全体暖かいのですがFFになれてしまった嫁はイマイチがんがん暑くなんないと駄目みたいです・・・。薪ストーブをつけると大丈夫ですが嫁は火をつけるのが面倒のようですが、その面倒さが自分の楽しみでもあります。自分も子供もストーブの炎を眺めてるのが好きでなんか落ち着きます。
これからも宜しくお願いします。
(横山)
横山設計事務所のスピリットである「日々の心地よさを追求し、空間の豊かさや快適さを目指した設計を」という言葉がそのまま形になって、Kさんから「とても満足」と書いていただいたことに、私は今、喜びにつつまれています。
「心にゆとりが出来て夫婦げんかも減りました。」というお言葉もいいですね。家づくりはそれ自体が目的ではなく、その後の幸福な生活が目的です。それを実感されているご様子に私も安堵し、嬉しさがこみ上げます。
暖かい家。これが我が家なのですね。
私たちの当初の希望通り広くて開放感のある空間になりました。居間、キッチン、作業スペースのどこにいても気持ちよく、周囲と天井を見渡せ、広がりを実感しています。
そして、東側の山々を眺められるようにとの希望に、大きな窓を付けていただいてよかったです。中秋の名月,蔵王山の初雪、山々に積もった雪が夕日でピンク色に染まったり、自然の景色は見ていてほっとします。
キッチンはアイランド型にして良かったです。家族でキッチンを囲んで料理や食事の準備が出来、楽しんでいます。トーヨーキッチンでよかった。すっきり片付いたときの様子は美しいの一言です。換気扇の工夫もありがとうございました。
居間はキチンとした畳に、障子がとても落ち着きます。それに、障子があることで暖かさが違いますね。今一番寒さが厳しい時期ですが、蓄熱暖房機二台で暖かさは充分です。
最後に、家が完成するまで私たちも一生懸命考えて、悩んで、家作りに参加させてもらいました。沢山の既製のものから選べる時代ですが、自分たちがちゃんとかかわった家だからこそ、愛着を持って気持ちよく暮らせるのではないかと思います。
横山さんにお会いできて良かったです。ありがとうございました。
(横山)
喜んでいただいて本当に良かった。しみじみそう思います。
問い合わせのメールをいただき最初にお会いしたのは二年前の4月でした。二世帯住宅なのでプランづくりは時間がかかり基本設計が完了したのは9月、それから実施設計、そして工事が始まったのは昨年の4月、完成が9月ですから1年8ヶ月の家づくりでした。
その間いろいろなことがありました。決定事項も数多くありました。それらをご家族が一つ一つ乗り越えて「愛着を持って気持ちよく暮らせる」家が出来たのです。私はそのことに敬意を表したい。家づくりは本来こうしたものだと思うのです。
日常の生活はとても快適です。朝起きて2階の階段前に立つとリビングから「パパおはよう!」と家族みんなの声が響き、元気な子供達の笑顔や妻との会話があり、幸せな気持ちで一日が始まります。また、私たちの一番の要望である「どこにいても家族の存在を感じられる空間」は、親として子供たちの行動が声や物音でわかる安心感があります。
夏は、テラスで子供をプールに入れたり、庭でバーベキューをして楽しみました。何度か友人を招いての食事会も行いました。
キッチン上部のライトの明かりがとても綺麗で、料理がおいしく見えます。外では早食いの私も、家に帰ると落ち着いた空間でゆっくり食事を楽しんでいます。
先週、卓上七輪を購入したので今度は家の中で干物を焼いて日本酒を飲む予定です。当初ピアノを置く予定だった場所に子供たちの机(作業台のようなもの)を作る計画もあります。まだまだやりたいことが沢山あります。
つい先日、妻から前の家で休日の午前中は寝てばかりだった私が、掃除機をかけたり窓を拭いたりしているのが一番の驚きだと言われました。知らないうちに家に愛着を持っていたのだなと、気付かされました。子供達がおもちゃを振り回しながら走るので壁は傷だらけになっていますが、塗装する作業も苦になるどころか楽しいものですね。
(横山)
私にはとても嬉しいたよりです。
施主の要望に応えられたという実感は、これまでの苦労を吹き飛ばすものがあります。「幸せな気持ちで一日が始まります」には本当に良かったなぁと思いますし、「家に愛着を持っていたのだなと、気付かされました。」は設計者や工事関係者にはご褒美のような言葉です。設計冥利に尽きます。